血虚とは、カラダを巡る血が不足している状態のこと。
この血が不足すると、栄養や潤いが全身に届きにくくなるため、疲れやすさやめまい、肌の乾燥、眠りの浅さなど、さまざまな不調として現れます。
東洋医学で「血(けつ)」は、血液ではなく、私たちがカラダを動かすために必要な、パワーや栄養といったものを指します。
では、血虚のサインとはどんなものでしょうか?
こんな症状ありませんか?

1.疲れやすく、午後になると特にだるい
2.めまいや立ちくらみがある
3.肌が乾燥しやすく、くすんで見える
4.爪が割れやすい、縦筋が入っている
5.髪が抜けやすくなった、パサつく
6.眠りが浅く、夢をよく見る
7.目が疲れやすい、かすむ
8.生理の量が少なくなってきた
9.手足がしびれることがある
10.気持ちが不安定になりやすい
3つ以上当てはまる方は、血虚のサインかもしれません。
なぜ血虚になるの?
血虚と生活習慣には深い関係があります。
特に、「血は夜作られる」と言われているので、夜の睡眠は重要です。
血虚になりやすい生活習慣には、こんなものがあります。
- 睡眠不足や夜更かしが続いている
- 食事を抜くことが多い
- 目を酷使している(スマホ・パソコン)
- 考えごとや心配事が多い
- 無理なダイエットをしたことがある
東洋医学では「肝は血を蔵する」と言われ、ストレスや疲労が続くと血を消耗しやすくなると考えます。
血不足を補うには?
血虚になりやすい生活習慣を見直すことが大切です。
1.早めの睡眠
東洋医学では、23時までに眠ることが血を作る時間と言われています。夜更かしは血虚を悪化させる一番の原因です。
2.タンパク質の摂取
血の材料になるのはタンパク質。肉・魚・卵・豆腐・納豆など、毎食意識して取り入れてみてください。
3.目を休める
東洋医学では「肝は目を開く」と言われ、目の使いすぎは血を消耗します。スマホやパソコンの合間に、遠くの緑を見る習慣を。
4.黒い食材を食べる
黒豆・黒ごま・ひじき・プルーンなど、黒い食材は血を補うと言われています。普段の食事に少し加えるだけでOK。
5.焦らず、ため込まない
ストレスや考えすぎも血を消耗します。「今日はここまで」と決める習慣が、血虚の養生になります。
血虚かも?と思ったら
まずは、意識を外に向けるのではなく、自分自身に向け直してあげることです。知らず知らずのうちにストレスをため込むと、食欲がわかなかったり、睡眠の質が下がったりします。
完璧にやろうとしなくていい。今日から一つだけ、試してみてください。
・今夜は30分早く眠る
・明日の朝食に卵を一個加える
・スマホを置いて、窓の外を1分眺める

カラダは、小さな積み重ねに正直に応えてくれます。
