最近、髪が抜ける量が増えた。
髪にツヤやハリがなくなって、なんとなくパサついてきた。
そんな変化を感じていませんか?
年齢のせいかな、更年期だから仕方がないのかな……。
そう思っている方も多いかもしれません。
でも、それ、東洋医学ではカラダの中に改善のヒントがあると考えるって知っていましたか?
アナタの髪はどうでしょうか?
まずはチェックリストで、今のあなたの状態を確認してみましょう。
こんな症状ありませんか?
いくつ当てはまりましたか?これらはすべて、血が不足しているときに出やすいサインです。
なぜ髪が抜ける・パサつくの?
東洋医学では、髪のことを「血余(けつよ)」と呼びます。
「血余」とは、「血(けつ)の余り」という意味。
つまり髪は、体を巡る血が十分にあって、はじめて健やかに育つと考えられているのです。
言い換えれば、髪は「血のバロメータ」のような存在。
血が不足すると、そのサインは髪にも現れやすくなります。

実は私も血が不足するタイプ(血虚)なので、若い頃から髪を洗う時に抜け易くて、「はげるんじゃない?」なんて思っていた時期があります。。。
東洋医学を学んでからは、血を潤すことを意識するようになって随分改善していましたが、やはり更年期という年代に入り、髪の乾燥や艶不足などを感じるようになってきました。
では、なぜ血が不足してしまうのでしょうか。
東洋医学で考える「血」が不足する原因
東洋医学は「血」が不足する原因を次のように考えています。
血を作る力が落ちている
血は食べたものを「脾胃(ひい)」へ取り込み、そこで作られると考えます。冷たい飲み物の摂り過ぎなどで脾胃が冷やされ弱ってしまうと、血が充分に作れないと考えられています。
血を消耗しやすい生活習慣
睡眠不足やストレス、過度なダイエット、スマホやパソコンによる目の使い過ぎなど、
日々の生活の中で、血は少しずつ消耗されていきます。

睡眠不足やストレスなどで、肌の乾燥などはすぐにわかりやすいですが、髪の変化は気づきにくかったりしますよね。
私の場合は、仕事柄毎日髪を結ぶのですが、施術やタブレットで本を読んで目を使いすぎたなと感じるときは、白髪が多くなっていたり、切れ毛や抜け毛が増えることが多く、束ねる時の髪触りもギシギシしていることがあります。
更年期によるホルモンの変化
40代後半からは、更年期によるカラダの変化も重なってきます。
東洋医学では、この時期は「血」だけでなく、生殖をつかさどる「腎(じん)」の働きも少しずつ弱まりやすいと考えます。
現代医学的に見ると、この時期に減少する女性ホルモン「エストロゲン」も、髪の成長を維持する働きがあるとされています。
東洋医学と、現代医学、味方は違っても「この時期は髪が変化しやすい」という考え方は実は共通しているのかもしれません。

私自身、このエストロゲンの働きが気になって、実際にエクオール検査を受けてみました。結果については、こちらの記事でお話しています。
→52歳、エクオール検査をやってみた。
カラダの内側からケアするという考え方
髪のトラブルが出ると、
「シャンプーやトリートメントを変えた方がいいかな」
という疑問が出てくると思います。それ自体は悪いことではないので、気に入ったものを使っていただいて良いと思います。
ただ、もし、それでも効果をなかなか感じられないというときは、一度「カラダの内側からケアする」という選択肢に意識を向けてほしいなと思います。
今日は、東洋医学的な視点から、
「血を潤おすツボ」、「血を養う養生ごはん」をお伝えしていきます。
今日からできるセルフケア
血を潤すツボ
血海(けっかい)
場所: 膝のお皿の内側、上から指3本分ほど上にある、押すと少し痛気持ちいいところ。
名前の通り、「血の海」と呼ばれるほど、血と深い関わりのあるツボです。
東洋医学では、血を補い、巡りを整える働きがあると考えられています。
抜け毛や髪のパサつきだけでなく、肌の乾燥や生理の不調が気になる方にもおすすめです。


ツボ押しのポイント
寝る前のリラックスタイムに行うのがおすすめです。親指で「気持ちいい」と感じる強さで、息をゆっくり吐きながら5秒押し、ゆっくりはなします。これを3回ほど繰り返し行ってみてください。毎日続けることで、カラダを整える習慣にも繋がります。
養生ごはん
髪は毎日少しずつ育ちます。
だからこそ、特別なものを食べるよりも、毎日の食事で血を養うことが大切です。
今日お伝えするのは、「アボカド納豆ごはん」。
材料ははこんな感じです。
【材料】
アボカド→美髪に役立つ栄養素が豊富。肌の老化を防いで、ハリを保ってくれるといわれています。
納豆→エストロゲンの働きを助けてくれるといわれているエクオールを作り出すための大豆イソフラボンが摂取できます。
鰹節→気血を補う優秀食材。気軽に使えるので常備してほしい食材
液体和風だし または、納豆付属のたれ

実はこれ、私がよく作っているメニューです。レシピというほどのものはなく、恐縮なのですが、すごく簡単なので、夜疲れてごはんを作る気力がないときでも、最低限の栄養素が摂取できると思います。
※大豆イソフラボンからエクオールを作り出せるのは、日本人女性の約半数ほどって知ってました?今、自宅で簡単に検査できる検査キットあるのでご紹介しておきますね。
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私も実際この検査してみたので、その記事も是非ご参考に。
→52歳、エクオール検査をやってみた
→更年期の揺らぎとエクオール|知っておきたい働きと検査の話

【まとめ】
抜け毛や髪のパサつきは、年齢だけが原因とは限りません。
東洋医学では、髪は「血余(けつよ)」と呼ばれ、血の状態を映し出す存在と考えます。
血を養うためには、髪だけをケアするのではなく、食事や睡眠、胃腸をいたわる生活習慣も大切です。
毎日の食事を少し見直したり、ツボ押しを続けたり。そんな小さな積み重ねが、未来の髪やカラダを育ててくれます。
完璧を目指さなくて大丈夫。
未来のカラダは、毎日の積み重ねから。

