朝から線状降水帯で雷が鳴り、寝苦しい夜が明けた朝。
ジワジワと暑くて、なんだか体が重い。
食欲もないのに、食べ始めると止まらない。
今日の私は、まさにそんな朝でした。
2026年の小暑(しょうしょ)は7月7日。
江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧』には「大暑来れる前なればなり」と記されています。本格的な暑さが始める少し前、東洋医学では、この時期ならではの不調が現れやすいころと考えます。
40代後半からは、更年期の揺らぎも重なり、夏のだるさや胃腸の不調を感じやすくなる方が増えてきます。

揺らぎ世代の私たちは、食欲も不思議な感じになりやすい時期です。「食べる気がしない」と思っているのに、食べ始めると止まらなくなる。
これ、実は脾(消化力)が乱れているサインなんです。
今回は、そんな梅雨開け前の不調のサインと養生のお話です。
小暑の頃に出やすい不調
もう一度整理すると、この時期に出やすい不調はこんなものがあります。
思い当たることはありませんか??
特に、揺らぎ世代の私たちにとっては、これから夏にかけて、いつも以上にこんな不調を感じやすくなりますね。
東洋医学では、これらの不調は梅雨の湿気がカラダに張り込む「湿邪(しつじゃ)」の仕業と考えます。湿邪については以前の記事でお伝えしたところですが、今回は小暑のこの時期ならではの養生をお伝えしていきます。
今日からできるセルフケア|足湯のすすめ
「暑いからシャワーで済ませたい」という気持ち、よくわかります。でも、夏こそ足を温める習慣が大切なんです。
38~40℃前後のぬるめのお湯に、15分ほど足を浸けるだけ。くるぶしまででOKですが、ふくらはぎまで浸かるとより効果的。足の代表的なツボの「三陰交」が浸かる深さがベストです。

東洋医学的にも、足元を温めることで上に集まった気が下に降りやすくなります。
イライラ、のぼせ、頭重感などで上に上がった気血を巡らせてくれる効果が期待できるので、冷えを感じやすい方はもちろん、「夏は湯船に浸かるのは苦手」な方も足湯を試していただけたらいいなと思います。
折りたたみタイプなら場所も取らず、お湯を入れるだけで手軽に始められるので、夏の養生習慣にもぴったりです。
🍃今日の養生アイテム

さらにおすすめなのが、炭酸の入浴剤を使った炭酸足湯。血行促進や、疲労回復効果、冷えの改善に効果的です。こちらの人気のBARTHバスタブだと1回3錠ですが、フットバスに1錠使いしてます。

小暑の養生ごはん
「食べる気がしない」そんな時は、消化に優しいものを選ぶのがポイントです。
おすすめは山芋(長芋)。すりおろして『とろろごはん』にすると、食欲のない夏場でもするりと食べられます。私も毎週欠かさず冷蔵庫にストックしています。
山芋には消化を助ける酵素が豊富に含まれていて、疲れた胃腸に優しく働きかけてくれます。シソ・生姜・酢・醤油などで味を整えると、香りと酸味で食欲も一押しされますよ。

香味野菜(シソ・生姜など)は気の巡りを助け、お酢は肝の働きを助けてくれる食材。とろろごはん一杯で、気・脾・肝、いろんな巡りを整えられる、まさに小暑にピッタリの養生ごはんです。

外食するときは、『とろろそば』を選ぶのもおすすめです。そばのエネルギー代謝を助ける働きと、山芋の消化を助ける働きを一度に摂れる、外でも実践しやすい養生メニューです。
まとめ
小暑は、本格的な暑さがやってくる前の、季節の変わり目。カラダがだるく感じたり、食欲が不思議な感じになったりするのは、この時期ならではのサインかもしれません。
夏の湯船が苦手な方は、足湯で足元を温める。山芋で消化にやさしい一品を選ぶ。今日できることから少しずつ始めてみてください。
季節の変化に寄り添いながら、少しずつ整えていきましょう。


