夜中に何度も目が覚める。朝起きてもスッキリしない。
そんな夜ありませんか?
40代後半から、「以前は朝まで眠れていたのに…」と眠りの変化を感じ始める方は少なくありません。
東洋医学では、眠りには「血(けつ)」や「心(しん)」の働きが関係していると考えます。心は気持ちを落ち着かせ、安心して眠る働きを担っていますが、気を遣いすぎたり、不安が続いたり、頑張り続けて休めなかったりすると、心や休まらず眠りが浅くなりやすくなります。
また、血は心を落ち着かせる栄養のようなもの。血が不足すると、夢が増えたり、途中で目が覚めたりしやすくなります。
ご自身の眠りはどうでしょうか?次のチェックリストで、自分の状態をチェックしてみてください。
こんな症状、ありませんか?
いくつ当てはまりましたか?これらはすべて、心と血が休まっていないときに出やすいサインです。
なぜ眠りが浅くなるの?
鍼灸の施術でも、「眠れないわけではないけれど、夜中に何度も目が覚める」「朝までぐっすり眠れなくなった」というご相談をいただくことがあります。
普段の生活で、こんなことありませんか?
そんな状態が続くとココロの働きが乱れやすくなります。
すると心が休まらず、眠りが浅くなります。さらに血が不足すると、夢が増える、途中で目が覚める、ソワソワする、朝までぐっすり眠れない、といった状態になりやすいと言われています。
「ちゃんと寝たはずなのに疲れている」のは、心が休まる時間を充分にとれていないサインかもしれません。
今日からできるセルフケア|ツボ
心を落ち着かせ、安心して眠れるカラダ整える2つのツボをご紹介します。ゆっくり呼吸しながら5秒×3セットを目安に痛くない程度の強さで押してみてください。
①神門(しんもん)|不安や緊張を和らげる
場所:手首の内側、小指側のくぼみ(しわのすぐ下あたり)。
心を落ち着かせ、リラックスへ導いてくれるツボ。眠るスイッチを入れるように働きかかけます。

②内関(ないかん)|不安や緊張を和らげる
場所:手首の内側のしわから指3本分上。筋と筋の間。
不安や緊張でソワソワするときに、気持ちを落ち着かせるサポートをしてくれるツボです。

血は夜つくられる
東洋医学では、血は夜の休息時間に養われると考えます。
夜更かしが続いたり、眠りが浅い状態が続いたりすると、十分に血を養えず、翌日の疲れや目の疲れ、肌の乾燥などにつながることもあります。
夜更かしはできるだけ避けて、スマホを早めに閉じる。それだけでも、心と血を休ませる時間を増やすことができます。
🍃今日の養生アイテム

眠る前に目元を温めると、ホッと力が抜けるという方も多いです。私は「今日は目を使いすぎたな」と感じる日に取り入れています。

眠りセルフケアブック作りました
「眠れない」と一言でいっても、原因は一つではありません。
東洋医学では、大きく3つのタイプに分けて考えます。
「私はどのタイプなんだろう?」
そんな方のために、3タイプのセルフチェックに加え、タイプ別の経絡ヨガ・夜の整え方・おすすめ食材をまとめたセルフケアブックを作りました。
ご自身はもちろん、ご家族や大切な方のセルフケアにもお役立ていただけたら嬉しいです。

まとめ
眠りが浅い夜は、ココロが休まる時間を充分に取れていないサイン。気を遣いすぎたり、不安を抱えたまま頑張り続けたり、そんな積み重ねが、夜の眠りに現れているのかもしれません。
神門や内関を優しくマッサージして、ココロを落ち着かせてあげてください。
完璧にしようと思わなくて大丈夫。今日からできることを少しずつ。未来のカラダは、その毎日の積み重ねで出来上がっていきます。

