寝ても疲れが取れない。朝起きるのがつらい。日中もだるさが続く。
そんな状態、ありませんか?
40代後半からは女性ホルモンの変化も重なり、「眠ったはずなのに疲れが抜けない」「以前より回復に時間がかかる」と感じる方が増えてきます。
「年齢のせいだから仕方がない」と思ってしまいがちですが、東洋医学では、これを「回復する力が弱っているサイン」と考えます。頑張り過ぎたり、疲れを溜め込み、食事内容の変化や冷えなどが重なると、眠ってもうまく回復できなくなってしまうことがあります。これには、「気」や「消化力」の低下が原因と考えられています。
次のチェックリストで、自分の状態をチェックしてみてくださいね。
こんな症状、ありませんか?

いくつ当てはまりましたか?これらはすべて、回復する力が弱っているときに出やすいサインです。
なぜ寝ても回復しないの?
鍼灸の施術でも、「以前は一晩寝れば回復していたのに、最近は疲れが翌日以降まで残る」という40代、50代の女性からのご相談は少なくありません。
東洋医学では、眠って回復するためには、「気(き)」「脾(ひ)」「腎(じん)」の働きが大切だと考えます。
「気」は、カラダを動かしたり、回復させたりするエネルギー。
「脾」は、食べたものからエネルギーを作る働き。
「腎」は体の土台となる生命力を支える働きを持っています。
しかし、次のような状態が続くと、これらの働きが弱りやすくなります。
そんな状態が続くと、回復する力そのものが弱ってしまいます。すると、
といった状態になりやすいのです。
今日からできるセルフケア|ツボ
体のベースとなる回復力を育てる2つのツボです。
①三陰交(さんいんこう)|巡りを整える
場所:内くるぶしの一番高いところから、指4本分上の骨のきわ。
巡りを整え、冷えや疲れを和らげるサポートをしてくれるツボです。

②湧泉(ゆうせん)|腎のエネルギーを補う
場所:足の裏の土踏まずのやや上にあるくぼみ。
腎のエネルギーを補い、疲労回復や元気をサポートしてくれるツボです。
足裏から足の内側の骨に沿ってひざ下までやさしくオイルマッサージし、湧泉を優しく押してみてください。ゆっくり呼吸をしながらおこないます。

整えのヒント
ゆっくり湯船に浸かる
最近は「お風呂キャンセル界隈」という言葉があるくらい、湯船に浸かるのを面倒に感じる方も多いですよね。でも実は、湯船に浸かることは医学的にも疲労回復に効果🍃るとされています。
血行が促進されることで老廃物の排出が活発になり、疲れがほぐれていきます。40℃くらいのお湯に10~15分、肩まで浸かるのが基本。シャワーだけで済ませがちな方こそ、湯船に浸かる時間を作ってみてください。
🍃今日の養生アイテム
アユーラ メディテーションバス
「今日は湯船に浸かるのも面倒…」という日でも、香りに癒やされながらゆっくり過ごせる、私のお気に入りの入浴剤です。

眠り整えブック作りました
「眠れない」と一言でいっても、原因は一つではありません。
東洋医学では、大きく3つのタイプに分けて考えます。
「私はどのタイプなんだろう?」
そんな方のために、3タイプのセルフチェックに加えタイプ別の経絡ヨガ・夜の整え方・おすすめ食材をまとめたセルフケアブックを作りました。
ご自身はもちろん、ご家族や大切な方のセルフケアにもお役立ていただけたら嬉しいです。

まとめ
寝ても疲れが取れないのは、回復する力そのものが弱っているサイン。頑張り過ぎたり、疲れを溜め込んだり、そんな積み重ねが、眠りの質に現れているのかもしれません。
三陰交や湧泉を優しくマッサージして、ゆっくり湯船に浸かれ時間を作ってみてくださいd。
完璧にしようと思わなくて大丈夫。今日からできることを少しずつ。未来のカラダは、その毎日の積み重ねで出来上がっていきます。

