【更年期】暑がりだから冷えとは無縁?|「隠れ冷え」のサインかもしれません

カラダの不調とサイン

「私は暑がりだから、冷えとは無縁」そう思っていませんか?

実は暑がりでのぼせやすい人の中にも、冷えているタイプの方がいます。表面は暑いのに、芯は冷えている。それが、「隠れ冷え」です。

更年期と隠れ冷えの関係

40代後半から50代にかけては、更年期によるホルモンバランスの変化で、
「暑い」「のぼせる」「汗が止まらない」
といったホットフラッシュが現れやすくなります。

東洋医学では、この時期は体を潤す「陰(いん)」が不足しやすくなるため、熱をうまくコントロールできず、上半身だけがほてる「陰虚」の状態になりやすいと考えます。

一方で、冷たい飲み物やエアコンの影響、食生活の乱れなどが重なると、脾胃が弱って「湿熱」の状態になることもあります。

つまり、暑がりには「陰虚タイプ」と「湿熱タイプ」の両方があり、自分のタイプに合ったケアをすることが大切です。

こんな症状ありませんか?

陰虚タイプ|カラカラさん
  • 手足がほてりやすい
  • のどが渇きやすい
  • 肌や髪が乾燥しやすい
  • 寝つきが悪い
  • 寝汗をかくことがある
湿熱タイプ|ベタベタさん
  • 顔がオイリーになりやすい
  • ニキビ・吹き出物ができやすい
  • 暑がり・のぼせやすい
  • イライラしやすい
  • 口が苦い・口臭が気になる

いくつ当てはまりましたか?チェックの数が多い方が自分のタイプです。両方同じくらい当てはまる方は、混合タイプかもしれません。

なぜ「暑がり」なのに実は冷えているの?

陰虚タイプ|カラカラさん

カラダの潤い(陰)が不足すると、熱を抑える力が弱まるため、熱が上へと上がりやすく、上半身に集中しやすくなります。すると、下半身やカラダの芯にはエネルギーが行き届かず、冷えやだるさとして現れます。「熱があるのに冷えている」のではなく、「熱をコントロールできず、偏ってしまっている」状態が陰虚の特徴です。

陰虚についてはコチラ

湿熱タイプ|ベタベタさん

脂っこいものや冷たいものを好む生活が続くと、脾胃が弱り、余分な湿気がカラダに溜まりやすくなります。湿気が長く滞ると、それ自体が熱に変わります。
熱は上半身や表面に出やすいため、のぼせ・ニキビなどの吹き出物として現れますが、一方で、体を温める力を生み出す脾胃は弱ったままです。カラダを温める力が不足し、内側は冷えていきます。これが湿熱タイプの「隠れ冷え」です。

湿熱タイプについて詳しくはコチラ

タイプ別セルフケア|ツボ

陰虚タイプ|カラカラさん

①三陰交(さんいんこう)

場所:内くるぶしから指4本上、骨の際。
肝・脾・腎を補い、潤いを補いながら巡りも整えてくれます。

②湧泉(ゆうせん)

場所:足の裏、足の湯を曲げたときにできるくぼみの中央。腎を補い、上に浮いた熱を足元に引き下げる働きがあります。

湿熱タイプ|ベタベタさん

①陰陵泉(いんりょうせん)

場所:膝の内側、すねの骨の内側に沿って指を上へなぞっていくと、骨に突き当たる手前のくぼみ。脾の働きを助けて余分な湿気を排出するのを促してくれます。

②曲池(きょくち)

場所:肘を曲げたときにできるよ小じわの外側端。熱を冷ます働きがあります。

まとめ

「暑がりだから冷えとは無縁」というのは、実は思い込みかもしれません。

陰虚タイプ → 潤い不足から熱が上に集中し、芯が冷えている「隠れ冷え」。
湿熱タイプ → 湿気と熱がこもることで、根本の脾胃が弱り、内側から冷えている「隠れ冷え」。

どちらも、表面の表面の熱症状に隠れて、カラダの根本は冷えやすい状態にあります。

自分のタイプがわかれば、それに合ったケアが見えてきます。是非、今回の記事を参考に、できるところから始めてみてください。

タイトルとURLをコピーしました