40代からの「考えごとで眠れない」はなぜ?|東洋医学でできる夜の整え方

カラダの不調とサイン

布団に入っても考えごとが止まらない。イライラして寝付けない。

そんな夜、ありませんか?

40代後半からは、女性ホルモンの変化や日々のストレスも重なり、「以前より寝つきが悪くなった」「夜になると頭だけが冴える」と感じる方が増えてきます。

東洋医学では、考え過ぎて眠れない状には「肝(かん)」が深く関わると考えます。
肝には、気持ちや感情、気の流れをスムーズに保つ働きがあります。
この働きが乱れると、気が頭にのぼったまま下がりにくくなり、「眠りたいのに頭が止まらない」状態になりやすいのです。

あなたの眠りはどうでしょうか?チェックリストを用意したので、自分の状態をチェックしてみてください。

こんな症状、ありませんか?

  • 布団に入っても考えごとが止まらない
  • イライラして眠れない
  • 眠る直前までスマホを見ることが多い
  • 寝ようとすると頭が冴えてしまう
  • 寝つきが悪い
  • ストレスを感じることが多い

いくつ当てはまりましたか?これらはすべて、気が上にのぼったまま下がらないときに出やすいサインです。

なぜ眠れなくなるの?

東洋医学では、気持ちや感情、気の流れをスムーズに保つ役目を「肝(かん)」が担っていると考えます。

しかし、こんな状態が続くと、肝の働きが乱れやすくなります。

  • 頑張り続ける
  • 考えごとが多い
  • イライラを溜め込む
  • 人に気を遣いすぎて本音が言えない
  • スマホや情報を見続ける

肝が乱れると、気が上にのぼったままになり、頭だけが休めなくなってしまいます。すると「眠りたいのに頭が止まらない」という状態になりやすいのです。

いろは
いろは

上に集まった気を、下に降ろしてあげること。それが、考え過ぎて眠れない夜を整える第一歩です。

肝についてはコチラの記事もご覧ください。

気の乱れは、眠りだけでなく、のどの詰まり感として現れることもあります。東洋医学では、こうした状態を「梅核気」と呼ぶことがあります。
不調は、いつも同じ形で現れるわけではありません。

東洋医学では、それらを別々の症状ではなく、体からのひとつのサインとして見つめていきます。
「ストレスが続くと、のどが詰まる感じがする」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

今日からできるセルフケア|ツボ

上にのぼった気を落ち着かせる2つのケアです。

①太衝(たいしょう)|気を落ち着かせる

場所:足の甲、親指と人差し指の骨が交わるくぼみ。

イライラや考えすぎで上にのぼった気を落ち着かせ、全身の巡りを整えてくれるツボ。オイルやクリームをつけて、骨と骨の間をつま先に向かってゆっくり滑らせるようにマッサージしてみてください。

②百会(ひゃくえ)|緊張をゆるめる

場所:頭頂部のほぼ真ん中。両耳を折り曲げた先端から延びる線が頭頂で交わるところ。

考え過ぎて頭がいっぱいのときは、頭皮まで緊張しています。両手の指を広げて、目じりのあたりから頭頂に向けて、指の腹を頭皮に滑らせるように優しくマッサージしましょう。呼吸を止めずに、ゆっくりと。頭がゆるみ、ココロが静かになるのを感じてみてください。

整えのヒント

考えごとが止まらない夜は、「早く眠らなきゃ」と気ばかりが焦り、頭が冴えてしまいます。

そんなときは、無理に眠ろうとするよりも、「休む時間」づくりに頭を切り替えてあげることが大切です。

スマホを少し早めに閉じる。部屋の照明を少し落とす。ゆっくり深呼吸する。

そんな小さな習慣が、上にのぼった気持ちを落ち着かせ、眠りへ向かう準備になります。

🍃今日の養生アイテム

考えごとが止まらない日は、香りを取り入れるのもおすすめです。

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「眠れない」と一言でいっても、原因は一つではありません。

東洋医学では、大きく3つのタイプに分けて考えます。

「私はどのタイプなんだろう?」

そんな方のために、3タイプのセルフチェックに加え、タイプ別の経絡ヨガ・夜の整え方・おすすめ食材をまとめたセルフケアブックを作りました。

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まとめ

考え過ぎて眠れない夜は、気が上にのぼったまま下がらなくなっている状態。頑張りすぎ、気を遣いすぎ、そんな積み重ねが、夜の頭に現れているのかもしれません。

太衝や百会を優しくマッサージして、上に集まった気を、少しずつ下に降ろしてあげてください。

完璧にしようと思わなくて大丈夫。今日からできることを少しずつ。未来のカラダは、その毎日の積み重ねで出来上がっていきます。

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